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    2024.10.25

    私立リノベ学園泉佐野校/1

    私立リノベ学園泉佐野校を開講しました!

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    ーー10月5日、6日の2日間で私立リノベ学園泉佐野校を開講しました。

    大阪府泉佐野市のさの町場エリアにて2019年からエリア再生プロデュースを行なっています。これまでに、12件新たに事業がはじまり、まちづくり会社も2件生まれています。

    今年は私立リノベ学園泉佐野校として、さの町場でのリノベーション手法を用いたビジネスを実際に事業化する実践的なワークショップを開催しました。
    私立リノベ学園では、8名程度の「ユニット」と呼ばれるチームを2組つくります、それぞれのユニットに題材となる物件が与えられ、2日間で講師からレクチャーや、事業計画・事業収支の組み立て方などを学び事業計画を立案します。

    最終日には、題材の物件をお持ちのオーナーへ

    オーナープレゼンテーションを行い、各ユニットがつくり上げた事業計画を提案します。

    私立リノベ学園泉佐野校には10名が参加し、各ユニットに2名の講師でサポートしました。
    ユニットAには中根利枝さん(マルタ園カフェ)、高藤宏夫さん(令和建設)

    ユニットBには加藤渓一さん(HandiHouse project)、嶋田 洋平(らいおん建築事務所)

    1日目は、嶋田からの私立リノベ学園泉佐野校のスクールガイダンスではじまり、オープニングアクトとして中根さんのレクチャーとフィールドワークを午前中に実施し、午後からユニットワークと加藤さんによるライブアクトを行いました。

    中根さんのオープニングアクトでは、もともとは参加者の皆さんと同じ立場だったこと、自分で事業を初めてみて分かったこと、変わったことを実体験に基づいたレクチャーをしていただきました。

    その後、中根さんのレクチャーを聞き頭を柔らかくした状態でフィールドワークへ向かいました。題材となる物件の見学と不動産オーナーへのヒアリングを行い、周辺のまち歩きを実施しました。

    1日目の最後のライブアクトでは、加藤さんからリノベーションの基礎知識についてとリノベーションのやり方、どこをどのようにどこまで手を加えるべきか実際の事例を交えながらレクチャーしていただきました。

    2日目は、高藤さんのライブアクトと事業計画の練り上げるユニットワークを実施し、最後にオーナープレゼンテーションを行いました。

    高藤さんのライブアクトではイノベーションを行う上での優先順位とコストを下げるためにどのような工夫があるのかをレクチャーしていただきました。2日目は日中にオーナープレゼンテーションに向けて事業の計画と収支、スケジュールをつくりました。

    最後には、物件のオーナーを招きそれぞれのユニットごとで事業計画の提案を行いました。

     

    私立リノベ学園泉佐野校の閉校後はそれぞれのユニットがブラッシュアップを重ねて、実事業化を目指しています。